葬儀の流れ・手順
葬儀は亡くなった大切なご家族を弔い、送る重要な儀式です。ご遺族の深い悲しみの中で執り行われます。しかし、死別直後で心癒される間もなく、なれない事柄を決定していく作業は、たいへんな負担になります。
ここでは一般的な葬儀の流れ・手順をご紹介し、お葬式準備にお役立ていただければ幸いです。
※下記の流れは一例になります。葬儀社や地域によって内容は異なります。
1.ご逝去
ご家族やご友人がお亡くなりになられた際は、0120-444-900までご連絡ください。深夜・早朝であっても電話1本ですぐにお伺いし、必要な手配、ご案内をいたします。ご遺族のご要望にあった葬儀ができるよう、真心を込めてご対応いたします。
2.お迎え
病院等でお亡くなりになられた場合は寝台車でお迎えにあがり、ご自宅もしくは、安置室(霊安室)までご搬送をします。搬送手続きの前に必ずご安置場所をご指定ください。ご安置の場所として、ご自宅に安置することができない場合でも、安置室を確保いたしますのでご安心ください。また、ご遺体の搬送には「死亡診断書」の携行が義務付けられていますので必ず病院よりお受け取りください。
3.ご遺体安置
故人さまを清潔な布団に寝かせ、ご遺体を仏間か座敷にご安置します。間取り関係で北向きに寝かせられない場合、西向きにしても構いません。枕飾りは葬儀社が設置します。
4.お打ち合わせ
ご葬家とのお話し合いの上、葬儀内容の詳細を打合せします。
5.斎場手配・ご葬儀の手配・役所への手続き
ご葬儀には様々な手続きが必要となりますが、西部典礼では、ご遺族様の負担を軽減するため、これらの手続きの代行を行っています。詳しくは打ち合わせの際にご相談ください。
6.ご納棺の儀式
納棺の儀式は、ご遺族または親族の癒しの儀式として重要な場面になります。通夜式の前にご親族にお集まりいただいて、故人さまの「旅支度」に立ち会います。
7.お通夜
通夜は、ご遺族や故人さまと親しかった人たちが、故人さまとの別れを惜しみながら、一緒に過ごす最後の時間です。かつては、ご遺体に邪霊が侵入するのを防ぐといった意味から、文字通り、夜を徹して故人さまの枕元に付き添っていたものでした。しかし最近では、夏は夜の7時、冬は6時くらいから弔問客を迎え、1〜2時間程度営むケースが多くなっています。また閉式をした後に、通夜振る舞いのお席で会葬者の方々とお食事する場合もございます。
8.告別式
本来は、葬儀式(宗教儀礼)と告別式(社会儀礼)に分割されていたものが、時代の流れに伴って変化をし、一般的な「葬儀ならびに告別式」という形式になってきました。
告別式にあたってご遺族様の一般的な流れをご紹介します。
- 式場の準備
- 祭壇・式場・受付の設営準備をします。
- 僧侶との進行の確認(通夜式と同じ)
- 弔電の確認
- 電文と氏名を読み上げる弔電はあらかじめ選んでおきます。
- 供花/供物の確認
- 火葬場への同行者の確認
- 火葬場まで行く人数が多い場合は、マイクロバスなどを手配する必要があります。
- 告別式典
9.お別れの儀式・ご出棺
ご遺族、親族にとって故人さまとの最後のひとときです。お別れの儀が終了したところで、喪主より参列者の皆さまへ御礼の挨拶をします。その後、火葬場へ向けて出棺となります。
10.ご火葬・ご収骨
火葬場についたら、故人さまとの最後の対面をした後、喪主からご遺族・親族と関係が深い順に焼香し、納めの式を行います。休憩室で約1時間ほど休息をしてお骨上げを待ちます。